読書

ニコニコ動画創世史〜ギークたちのネットワーク〜(佐々木俊尚/『ニコニコ動画が未来を作る』)

ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語 (アスキー新書)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2009/10/09メディア: 新書購入: 25人 クリック: 781回この商品を含むブログ (62件) を見る タイトルが内容と合ってない……。 ド…

クロスバイクほしい(濱野智史/『アーキテクチャの生態系』)

アーキテクチャの生態系作者: 濱野智史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 99人 クリック: 1,146回この商品を含むブログ (262件) を見るいろんなとこでいろんなことが言われてた。いろんなとこでいろんなこと…

わお優等生(『シロクロネクロ』/多宇部貞人)

わお優等生。「オレは死ぬ前に一度くらい、女の子とえっちしてみたかったんだよおおおッ!!」そんな強い未練を糧に普通の高校生・不二由真は不慮の死からゾンビとして蘇った。彼を蘇らせたのは善い屍霊術師・シロネクロの美少女、高峰雪路。彼女は秘宝“死者の…

「叙述トリックオンリーミステリー研究会」と「迷路研究会」に入りたい。(『ゴールデンタイム1』/竹宮ゆゆこ)

竹宮ゆゆこさんの「ゴールデンタイム1」を読んだ。 ふつうに「続く!」じゃないですか……。 2巻買わざるをえないね……( ・´ー・`)晴れて大学に合格し上京してきた多田万里。大学デビュー、東京デビュー、ひとり暮らしデビュー、と初めてのことづくしで浮足立つ…

やりきれねーと思ったらパンツを脱ごう。(『ヴィークルエンド』うえお久光)

「感情がすべての人たちに、分けられてますように」 (『永遠なるもの』/中村一義) 『ヴィークル』、それは自分自身を『乗り物』のように知覚させる違法の『サプリ』。それを用いて行うゲームが“ヴィークルレース”―生まれてくるすべての子供が先天的な“欠…

恋愛も性もたいしたことない。日常です。(窪美澄「ふがいない僕は空を見た」)

窪美澄さんの「ふがいない僕は空を見た」を読んだ。おもしろかった。これって性欲?でも、それだけじゃないはず。高校一年、斉藤卓巳。ずっと好きだったクラスメートに告白されても、頭の中はコミケで出会った主婦、あんずのことでいっぱい。団地で暮らす同級…

格闘技のPRIDEはもうなくなってしまったのです(´・ω・`)(池井戸潤「下町ロケット」)

池井戸潤さんの「下町ロケット」を読んだ。 格闘技のPRIDEはなくなってしまったなあ(´・ω・`)と思った。初見では「屋上ミサイル」と区別がつきませんでした……。え、なんで屋上ミサイルが山本周五郎賞2011にノミネートされてんの!?あれ2010年…

駄目だ……全然駄目だぜ向伊……ッ!こんなんじゃぬるすぎるッ!(本谷有希子「ぬるい毒」)

どう考えても三島由紀夫賞ノミネート作を発表会までにぜんぶ読めないのでつらい。本谷さんのは一週間くらい前に読んでたから、かろうじてこうしてかんそうが書けるというものだなあ。しかし、怠け者の僕はやりたいことを後回しにする性癖を持っているので、…

大安バロスwwwwwそして山本周五郎賞受賞おめでとうございます。(辻村深月「本日は大安なり」)

一世一代のたくらみを胸に秘める美人双子姉妹、クレーマー新婦に振り回されっぱなしのウェディングプランナー、大好きな叔母の結婚にフクザツな心境の男子小学生、誰にも言えない重大な秘密を抱えたまま当日を迎えてしまった新郎。憧れの高級結婚式場で、同…

4/20

はっと起きたら8時20分だった。昨日の1時くらいにちょう眠くなったので、のいたみなをみるために2時いくばくかに目覚ましをセットして寝た。するとはっと起きたら8時だった。目覚ましを確認してみると設定は2時いくばくかのまま。どういうことや…。い…

4/19

安易な「復興ムード」に警鐘 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1576175&media_id=2復興は大事だけど、喪の作業もちゃんとしなきゃってことなんだろうけど…。 眠い。レコーダーが届かないのでアニメが録画できなくてつらい。夜更か死するわ。なんだこの清…

4/18

朝起きた。おひさまをみる。学校に行く。学校で講義をきいたりきかなかったり。そんなうちに7時半。帰る。6つはきついす。ケツが。 遅くまで学校にいるうちにどしゃぶりだった雨はおさまったようだった。よかったなあ。 家。シテューをあたためてたべる。…

4/15

現代文化をよみといて統計とって英語やってフランス語やって夏目漱石のはなしをきいたようなきもするがだいたいぼくはTwitterをみていたので講義の内容はさっぱりわかりません、すいません。はぁ〜さっぱり♪さっぱり♪なんか一週間おわってみれば 基礎教養1×…

4/13

眠い。大学でいろいろとこうぎをきいた。グローバルなかんじのと現代思想ぽいのと絵をみて眠くなるのと政治をかんがえるのとアジアをかんがえるかんじのをきいた。だいぶ大学に飽きてきた。そのうち放浪の旅に出るかもしれない。うえお久光の「紫色のクオリ…

4/12

朝おきた。だらだら。おひさまをみていたら地震速報に画面を占拠され、なにもみえなくなったあげく残り5分というところで電波ジャック。自然ェ…。ひとつめ。グローバル人間学。だるい。ふたつめ。たいいく。卓球をやります。みっつめ。フランス語。宿題ださ…

4/10

起きたら10時くらいだった。オーズみれなかった。にゅーん。洗濯したり。そんで昼にカレーとトマトをたべた。レトルトカレーがそこをついた。古本市場にいった。はじめての古本市場体験だった。古本屋の範囲内でいいかんじですね。ブックオフの「とにかく…

準備ばかりしている。

嘘です。全然引越しの準備ができなくて困っている。誰か手伝ってほしい。時給二千円くらいでやとってもいいよ。だけど出発まで残し五時間だからどんなにがんばっても一万円以上GETすることはできないよ、ごめんね。 ニコニコ動画で似非原さんの作ったゲー…

叫びと祈り・学校ってなんだろう・友だち幻想

梓崎優さんの「叫びと祈り」を読んだ。ええミステリや。特殊状況でのホワイダニット(なぜ犯ったか)がメインだけど、ホワイにとどまらずサービス精神あふれる短篇集となっていてお買い得感満載だぜ。特殊状況ってのは、砂漠とか、風車とか、ジャングルとか、…

僕の日本語のへたさとまど☆マギ中止のおしらせとカンガルー日和・国境の南、太陽の西・ノルウェイの森・クイックセーブ&ロード・サクラダリセット

このごろ僕は自分の日本語のへたさに絶望している。というか五年くらい前から僕は自分の日本語のへたさに絶望してばかりいるような気がする。頻繁に。ちょう足繁く。小学生のとき、作文の課題がでるたびに僕は泣いていた。あのころは真面目だったなあと思う…

哲学的なアロンアルファと自宅警備力の痙攣

哲学的なことを考えていたような気がする。なんで僕のまつげはいつもいつもかぴかぴになってしまうのだろう?って感じのことだ。がんばってかぴかぴ現象を止めようとしたこともあるが、かぴかぴ現象には過程といったものが存在しなかった。とろとろとかねば…

なんだっけなんだっけ!

「ぜったいに今日GEOに返すDVDだけは忘れるな。ぜったいに忘れるな。忘れるな」と念じながら出かける準備してスーツを買いに洋服の青山に行ったら返すDVDを忘れた。家に電話したら弟(13)が「リビングの机の上にあるよ」と言った。僕はやれやれと…

川の底からこんにちはとかサイタマノラッパーとか自殺サークルとかジョゼと虎と魚たちとか観たのよ。あとグレート生活アドベンチャー。

石井裕也監督の「川の底からこんにちは」を観た。うんこから果実ができる話。僕は、女の子が逆境で開き直ってよくわかんない悟りみたいな境地にいく、っていうシチュに弱いので、かなりやられた。涙腺がにゅるにゅるした。車輪の国、向日葵の少女であれだけ…

村上春樹の雑文集の話と村上春樹の話。

村上春樹 雑文集作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/01/31メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 344回この商品を含むブログ (148件) を見る 「村上春樹がwikipediaの『村上春樹』の項目を執筆した」、と言ったらどうだろう? 村上春樹の雑…

とらドラ!1の話。

とらドラについて考える前にまずおさえておきたい前提があって、それはたぶん言葉にした途端に失われてしまう繊細な感情のような気がするし、どんな言葉を使っても表現できない気がするけど、がんばって言ってみると、「大河萌え」ということだ。 読んでいる…

ベンジャミン・バトン

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (角川文庫)作者: フィツジェラルド,永山篤一出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2009/01/23メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (51件) を見る フィッツジェラルドの「ベンジャミン・バトン〜数奇な…

狂乱家族日記の話?

ひひひさんの『狂乱家族日記壱』を読んだ。ひひひさんはわかってるなあと思った。構造的には涼宮ハルヒのコピーって感じなんだけど、いいはなしだなーと思った。涼宮ハルヒの構造に西尾維新的なキャラクターをのっけて家族ってテーマで無理やりまとめた感じ…

思想地図βの話β

そんなに毎日漫画ばかり読んでいられないよね。ということで思想地図βを読んだ。だいたい読んだ。読み終わったような気がしないでもない。そして僕はズガビーン!って気持ちになった。僕はぶんしょうをかくことにたいする つよいあこがれと つよいおそれが …

ストリートの思想のかんそうとウエハースの椅子のかんそうと勉強の話。

ストリートの思想 転換期としての1990年代 (NHKブックス)作者: 毛利嘉孝出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2009/07/28メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 12人 クリック: 177回この商品を含むブログ (62件) を見るウエハースの椅子 (ハルキ文庫)作者: 江…

村上春樹と焼肉とリリエンタールの話。

1973年のピンボール (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/16メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 68回この商品を含むブログ (287件) を見る賢い犬リリエンタール 4 (ジャンプコミックス)作者: 葦原大介出版社/メーカー: 集英…

村上春樹の話と思想地図βの話とポパーの話とポパーの話とポパーの話と思想地図βの話と村上春樹の話

思想地図β vol.1作者: 東浩紀,宇野常寛,千葉雅也,速水健朗,北田暁大,鈴木謙介出版社/メーカー: 合同会社コンテクチュアズ発売日: 2010/12/21メディア: 単行本購入: 29人 クリック: 823回この商品を含むブログ (101件) を見るポパー―批判的合理主義 (現代思想…