哲学的なアロンアルファと自宅警備力の痙攣

 哲学的なことを考えていたような気がする。なんで僕のまつげはいつもいつもかぴかぴになってしまうのだろう?って感じのことだ。がんばってかぴかぴ現象を止めようとしたこともあるが、かぴかぴ現象には過程といったものが存在しなかった。とろとろとかねばねばしているうちに水で洗い流し、かぴかぴを阻止するという方法は通じなかった。僕のまつげははっと気がついたときにはすでにかぴかぴになっているのだ。目やにとかアロンアルファでは説明できない超越的な力の存在を感じた。だから僕は十二時間くらい考えをめぐらした。あるいはそれは僕の自宅警備力と関係があるのかもしれなかった。
 そんなことより眠い。
 このごろずっと眠い。ここ十年くらいの経験で気づいていたけど、昨日はっきりとわかった。花粉の量と僕の眠気は比例する。もしかしたら間違っているかもしれないけど僕のことについて僕が断言することで誰かに迷惑がふりかかるとも思えない。だから大丈夫だろう。(´・ω・`)
 そんなこんなで着々と僕の自宅警備力は上昇を続けている。加速度的に上がっている気がする。朝起きてごはんたべると本を読むか映画を観るかドラマを観るか音楽を聴くかゲームをするかコーヒーを飲むかそれらを合体した遊びを発明するかしかしていない。このままではこのまま僕の人生が終わってしまうような気がする。人生とまではいかなくても。少なくとも僕の人生のうちの一番輝かしい時期が過ぎ去ってしまう気がする。そんな現状を危惧してか、僕の瞼が痙攣するようになってくれた。おかげでパソコンのモニターをぜんぜんみれなくなってしまった。僕はパソコンはあんまり好きじゃないけどパソコンのモニターは大好きなので、とてもつらい。でもそういったところで、そんなふうに、いろんなもののバランスはとれているんだろうな、って気がする。
 眠い。
 ごめんなさい嘘です。なにがかはわからない。なんだろう……。なんなんだろう……(´・ω・`)
 過程なんてあったっけ……。あったためしなんてあったっけ……( ・´ー・`)
 まあなんでもいいや( ・´ー・`)
 
 ぼくはいろんなものがほしいけど、ぼくがほしいいろんなものはなぜか、彼らのほうから自発的にぼくのもとへやってこない。なんでなんだろなあ、と思う。なんでなんだろうなあ、としか思わない。そのことに要望はない。