実家にいるわ3

 

 おばあちゃん家に行った。おばあちゃん家に朝早くから行って、ソファでずっと眠っていた。お小遣いをもらった。眠るだけでお金が手に入る。すばらしい。世の中とはかくあるべしだと思う。
 家に帰ってからも寝た。寝まくった。一日のうち4/5くらい寝ていた。なのでぜんぜん眠くない。どうすればいいんだ。
 仮面ライダーWikipediaアンサイクロペディアの項目をじっくり読んだ。『555』と『カブト』と『電王』と『キバ』と『W』と『OOO』と『フォーゼ』をみたんじゃないかと思う。みなさんご存知の通りぼくは平成ライダーシリーズの大ファンなので、Wikipediaのような設定資料集もどきを眺めているだけでも一日を潰せるのだ。それにしても芳賀優里亜だ。彼女は俺の母親になってくれるかもしれない女の子を演じた女の子なんだけど、いや、なんでもない。555のwikiを開くたびに芳賀優里亜の公式プロフィールページに飛んでげっそりするなんて話、マジでどうでもいい。
 アンサイクロペディア小林靖子』のページにいつのまにか『小林ブラックホール』というのが追加されていてびっくりした。

小林ブラックホール
OOOでは小林ブラックホールなる万能兵器に全ての伏線を飲み込ませて処理をするという荒業も見せた。

 ひえ〜と思う。

 実家に来てからもうかれこれ二週間ほど経ったわけだけど、ぼくが何もしなくても時間がすぎていくことにちょっぴしびっくりしている。マジでなんもしていない。マジで。気分的に。ひょえ〜。
 
 最近ぼくの周りのみなさんが『極限脱出999』をプレイしているようでうれしい。というのもミス研合宿で行われる読書会の課題作になっているからだ。ぼくが課題作にしてくださいって言ったらなってしまった。ぼくはその読書会でマスターなる役目を果たさなきゃいけないっぽい。レジュメとか作らなくちゃいけないっぽい。大変だ。
 そんなことはどうでもいいんだけど、ぼくが極限脱出をやってる当時ずっとハヌマーンとBURGER NUDSを聞いていたので、極限脱出と聞くとこの二つのバンドのことを思い出す。特にBURGER NUDSのカナリアだ。これはほんとうにプレイしている最中に五十回くらいリピートした。そのうち三十回くらいは一緒に歌った。記憶というものは匂いなどといった五感と結びつくことが多いようで、音楽も極限脱出プレイ時の記憶を想起させるスイッチになっている。と思っていたのでカナリアを聞きながらがんばってレジュメを作ろうとしているのだが、内容ぜんぜん思い出せないわ。なんてこらざるをえない。というのも極限脱出は今ぼくの手元にないし、気軽に取りにいける状況でもないからである。みんなにやってもらうためにROMを友達に貸して、そのまま帰省しちゃった。合宿先はぼくの実家のすぐ近くで、ほぼ実家で、なんだ実家か〜というのは前述のとおりだ。
 もうそのへんの考察サイトに書いてあることをつぎはぎしたコピペレポートで許してほしい。すまねえ。