何が記憶に残るだろう


 がばっと起きだして土井玄臣の「歌にはそれが残る」を聞いた。いい歌だなあ。今回きいたのはライブバージョンだったんだけど、そっちの土井さんは歌詞をあんまりはっきりとは言わずに早口であんまし音程ものせずに繰り出すのがかわいいと思った。音源とライブの差っていうのは、そういうのだと思う。なんだろう……。

 そして土井玄臣をききながら日記を書こうとしているがうまくいかない。うあー。どうやって書いてたっけ。忘れちゃったよ。ブランクが長い。ブランク係数が……。うあー。何かを記録すればいいんだっけ……。よくわからなくなってしまった……。楽しかったこと、悲しいこと……今では……ぜんぶわからない……感情が……薄れていくんだ……( ・´ー・`)
 飲み会に行ったりいかなかったりしていた。ミス研いきつけの喫茶店で開かれる飲み会に参加したり参加したりしていた。だいたい出席してるんじゃないかな。
 サークルオリエンテーションが開かれていた。ぼくはひょんなことからsf研とミステリ研とぶんげーぶに所属しているぽいのでその三つをぷらぷらした。そしてひょんなことからくしかつと手錠でつながれてダブルアーツしながらこれまたぷらぷらした。楽しかった。
 それから幾ばくかの時が過ぎた。新歓で来た人の名前なんてこれっぽっちも覚えていないが(そもそもぼくはどのサークルの新歓に行ったのだ?)、今でも来ている人の名前は覚えている。Mなんとかさんと、Mなんとかさんと、まきさやかちゃんだ。違う。まきさやかちゃんは名工大に現れたさやかちゃんのパチもんで……。まあ、まきさやかちゃんも別に入れていいだろうと思う。そこでぼくはたいへんなことに気づいてしまった。そうだ、ぼくはMに包囲されている。これはなかなかに由々しき事態で、どれくらい由々しいかというと第一次世界大戦で……止めよう。
 そんなわけでぼくはミス研の後輩のツイッターを持ち前のネットストーカー力で半年ロムった。文芸部がディスられていた。せやな、とぼくは思った。文芸部のみなさんは、どうしてあんな、あんななんだろう……。まあそれはぼくの偏った見方なのかもしれないけど……なんで、なあ?
 そういえばくしかつと城崎温泉に行った。城崎温泉は思ったよりも温泉温泉していて温泉を温泉しやすい作りになっていて、十分に温泉できた。よかった。
 
 本を読んでいない。魔法使いの夜をプレイしたので三十冊くらい読んだような気分になっているが、じっさいにぼくがこの四月で読んだのは七冊くらいだ。三日に一冊ペース。なんということだ、とぼくは思う。同時によかったなあと思う。三日に一冊とか、それでもまだ読みすぎだと思いませんかね? もっと減らしたいわ。そういうことや。