文学フリマにサークル参加します。

11月6日くらいだったかの文学フリマに参加します。
ノベルゲーム『崩壊のラブドール、ホッチコイ〜teach you how to get to purest hell〜』を売ります。
鋭意製作中です。

平和な島でのびのびと暮らしていた主人公がいろんな陰謀に巻き込まれたり巻き込まれなかったりしながら女の子といちゃいちゃする文学です。

こんな感じです。

ぱんだは苦しんでいた。ぱんだの世界では体格の違いがそのまま遺伝子の優劣としてみなされる。群れの中でもひときわ小さく、喧嘩も弱かったぱんだは同級生たちには見下され、親にも息子として認めてもらえなかった。パンダたちがぱんだに与えた仕打ちは非道の一言。ぱんだは学校に行ってはいじめられ、家に帰っては虐待を受けていた。ぱんだはある日そっと群れを出る。強くなって、同輩や親を見返すために。
だがぱんだはどこへ行っていいものかわからなかった。劣等種とみなされたぱんだはまともな教育を受けていなかった。ヒト社会に行ってはいけないということも、誰からも教えられていなかった。
町に現れたぱんだは獰猛な獣とみなされ、機動隊によって麻酔銃を撃たれてあっけなく捕獲された。冷たい牢獄の中で、ぱんだは一人考える。頭に次から次へと浮かぶ疑問符をどうすることもできずに。
どうして俺がこんな目にあわなければならない?
俺が何をした?
どうして、俺なんだ……?
益体のない日々を悶々と過ごしていると、一人の女子高生がぱんだに面会を求める。
彼女がぱんだに告げた一言により、ぱんだの運命は大きくカーブを描き、想像を絶するほどの壮絶な戦いに巻き込まれていくことになる……。

「悔しいか。貴様を軽蔑していた連中を見返したいか。地獄だと思っているのだろう。この世に生を受けた苦しみを呪っているのだろう。だがな、本当の地獄はそんなもんじゃない。貴様はまだ生ぬるい泥濘の中に安住している。覚悟はあるか? 人の道を踏み外す覚悟は。他者を蹂躙することを厭わず、汚濁をすすって前を向き、憎しみを血肉にして目的を果たし、何よりも汚く無様に這い上がる覚悟は。いいだろう。ならば手をとりたまえ。この私が、貴様に純粋な地獄への行き方を教えてやる……!」


またおいおい他のことについても書いたりするかもしないかも。