足元からは焼肉のにおい

起きる。だらだらする。学校へ出発。2こまめのグローバルなんちゃらを受ける。グローバルな健康の話をきかされる。3つめの体育は休講だった。しょぼーん。僕のかばんの中には体育用のグッズしか入ってなかったのに!3つめの体育が休講だったのでSF研究会に行ってみると、誰もいなくてしょぼーん。しょうがないので本を読む。本を読んでるとへんなオニーサンが来た。MTGをすることに。タワーマジック。てきとうにつみあげたひとつのカードの塔から七枚引いてふつうに対戦。ただしデッキに基本地形はなくて、すべてのカードを土地として出せる。その土地はすべてのマナがだせる。そんな感じで戦う。とてもドラマチックなデュエルだったけど、展開を忘れたので、あのドラマチックさを伝えられないことが残念でしょうがない。最後だけ説明すると、次のターンどう考えても僕が負けるってときに、相手に5ダメージ与えられるカードをドローして勝った、ってことです。切札勝舞です。ボガーダンのヘルカイトです。
 その後から来た人ともタワーマジックをやる。五戦くらいした。三勝二敗くらいだった。MOXまじぱねぇっす。プロキシだけどな! あとゴブリン対立のコンボができたのに負けた。まあエンチャント二枚のロックなんてタワーマジックんなかでは弱い部類だよね……。てか鏡の精体強すぎ……。やれやれですわあ。
そんな感じで家に帰ってきてえんえんとシュタインズ・ゲートを右クリック。そんな感じですわあ。名前をなくした女神は録画しまんた。

 そんなことより根巻きにしているジャージ(下)からほのかな焼肉のにおいがかぐわってくる。時間をおいてから嗅いでみてもほのかな焼肉のにおいに変わりはない。だけどそれはおかしい。だってそのジャージ(下)を洗濯したのは二日前であり、それから今に至るまで僕が焼肉的なにほいのする場に、ジャージを履いてでかけたことなどなかったからだ。そもそもさっきはじめて選択後のジャージを履いたのだ。いったいにおいがどこから来たのか、それは謎に包まれたままである……。
 まあ合宿んときの煙のにおいがまだ残ってるだけだと思うけど。あの合宿は煙たかった。仮面ライダー555の流星塾のように煙たかった。

 宇野常寛の「ゼロ年代の想像力」を読んだ。おもしろすぎて濡れた。文系的な学問の本質って、ものごとのうまいリンク付けにあるような気がするんだけど、この本はそんなリンク付けの快楽が十分に発揮されている本だと思った。論理が曖昧だとか事実を捏造してないか、って疑う前に、評論でこれだけのおもしろい本がほかにないことに注目するべきだと思う。細かいことがきになる人はおもしろくないんかいなあ。どうなんやろなあ。
 ゼロ年代に生まれた新しい想像力を論じます。セカイ系/空気系/バトルロワイアル/動員ゲーム/決断主義/レイプファンタジー/安全に痛いパフォーマンス/弱めの肉食恐竜/郊外小説/碇シンジでは夜神月を止められない/幻冬舎文学/母性のディストピア……などなど、いろいろおもしろい言い回しがでてくるよ!文学とか漫画とかドラマとかアニメとか映画とかいろいろ知ってる人は読んでみるといいかもね!

ゼロ年代の想像力

ゼロ年代の想像力