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サーオリだった。サーオリだったのだが僕はサーオリがはじまるとまっさきに図書館に行って快適なネットサーフィンを楽しんだ。そふとをぽちぽちUSBちゃんにいれる。でーぶいでーしゅりんくとか。でーもんつーるもいれたはずなのだが、家で確認したらなかった。なんでや!
本を借りた。浅田彰中沢新一を借りた。いつの大学生だよwwwってかんじだけど、ネグリ+ハートの「マルチチュード」も借りたからだいじょうぶ。まあ、まだかりただけだけど…。

文芸部に行った。口べたな女のこ(自称)にいろんなことを説明してもらった。ぜんぜんわからなかった。ぜんぜん会話がなかった。一言ふたことかわす→みつめあう→「ドゥフフwww」のくりかえしだった。女のこは助けを呼んだのだけど、あとからきた女のこも口べただった。その女のこは助けに男のこを呼んだのだけど、その男のこも口べただった。もしかすると、文芸部はそういうサークルなのかもしれない。
そんなかんじで1時間くらい部屋にいたきがする。ぼくはひたすらカントリーマアムを食べたり盗んだりしていた。サーオリはカントリーマアムをたくさんゲットできるからいいね。
つぎにSF研究会にいった。ぶしでぱにぽにだっしゅとかもずやさんとかもSFなんだ!ってのが力説されていた。
Snub=冷たくあしらう
Fawn=あまえる
SF=ツンデレ
らしい。
なるほどなあとおもいつつもぼくはずっとカントリーマアムをたべていた。
そんなことしているうちにサーオリの時間がおわったので帰った。

それから心斎橋のスタンダードブックストアにいった。
思想地図βのイベントがあったのです。飲み会にいけなくてかなしかった。
思想地図βを忘れたので、サインもをもらうためにあずまんの「クォンタム・ファミリーズ」と宇野さんと更科さんの「批評のジェノサイズ」と森さんたちの「ゼロ年代プラスの映画」を買った。ちょっとかいすぎたかもしれない。店のふんいきがすてきすぎてついついおおめにかっちゃうのさ。
イベントは「震災と思想」ってタイトルがついていた。思想地図βに寄稿していたすずけんちゃーりーさんと福嶋亮太さんと浅子さんとあずまんがいろいろ語りあうってないようだった。すずけんさんのポップカルチャー批評は微妙だとおもったのはないしょだ。(ひきあいにだされる作品がぼくとしては微妙だった。エヴァ〜シュタゲの「おれが決断」ラインとひぐらし生徒会の一存の「みんなのために」ライン)
というか微妙だとおもったところばかり印象にのこってて「なるほどなあ」おもったところはだいたいわすれた。
あずまんの、「家族ができたあとのことも考えて人生設計をしなければならない。それは誰も教えてくれない」ってのが印象的だった。自分が死んでおわりじゃなくて、こどもができたら自分が死んで20年後くらいまではなんとか日本もたせなきゃ!って気になったらしい。日本やばいらしい。


東北っていう少子高齢過疎化がすすんだとこでは復興しようにも人がいない。地図を変えないとかいってごまかしてもいないもんはいない。金は集まるかもしれない。でも働くのは誰?住むのは誰?そのへんが阪神淡路とは決定的に違って、致命的なところ。阪神淡路は都会。東北は田舎。放射能に近づきたい人はいない。
記号(ブランド)を売ってきた現代日本は評判=価値だから、東日本やばい。観光客こなくなったらやばい。都市のブランドイメージ。かつての金融都市、ニューヨーク、ロンドン、東京。メリットがちいさくなりゃ韓国とか台湾のほうに金があつまるようになるだろう。外国企業も。
喪について。先祖信仰について。宗教について。ほそきかずこ・えはらまさひろ・無縁社会
震災は日本を変えたんじゃなくて、もともと日本にあった問題を加速させた。少子化。財政。政治。
移民うけいれるしかないんじゃね。
震災直後の行動を測られた言論人。ニート論壇とか。0年代の問題。
津田大介の万能感。
そんなわけでスワンソングをプレイしよう。

そんなかんじだった。

スワンソングプレイするわ。

んで、あずまんにサインもらった。やった〜!
郵便的不安たちβもほしいなあ。