モバマスをプレイしていません

24(火)

 昼に起きて部室に行ってタワーマジックとかやってだらだらして過ごした。

25(水)

 昼に起きて部室に行ってタワーマジックとかやってだらだらして過ごした。

26(木)

 昼に起きて部室に行ってタワーマジックとかやってだらだらして過ごした。
 ひとつの本をテーマにぐだぐだ話しあう会をした。課題作はオイレンシュピーゲル1だった。司会進行は僕だった。僕はシュピーゲルシリーズが障害ベストなのです。M……っていうか町田は絶賛だった。くしかつは微妙な感じらしかった。どや顔感が嫌だったみたい。作者の顔を意識しながら本を読むのってすごい勢いでよくないと僕は思うんだけどどうだろう。よかったなあ。

27(金)

 昼に起きて部室に行ってタワーマジックとかやってだらだらして過ごした。
 インド人のおじさんが作ってくれたカレーを食べた。ナンで食べた。おいしかった。SF研の先輩の家に行こうとしたら閉まっていたのでSF研のともだちの家に行ってアイマスをやったりこたつでマジックをやったりアイマスをみたりした。アイマスはいいアニメだなあ。

28(土)

 昼に起きてミス研の例会に行った。テスト前だからか、出席率がいまいちふるわなかった…こともなくてそれなりだったと思う。例会ではいつも読書会をやるんだけど、課題作の本を読んできている人は少なかった。そういうことだ。僕は学校には行っているものの授業には出ず部室に行くだけなので、みんなと危機意識とかそういうものを共有できなくて悲しい。ぼくは隣の人がどんな不安を感じているのかわからなくなってしまったし、たとえそれを十分話しあったとしても頷き合うことができなくなってしまった。それもこれも震災のせいだと思う。ぼくたちはばらばらになってしまった。
 例会後、脂っこいドカ盛りのピラフを食べてミス研のみなさんをうちに呼んだ。すごい勢いで部屋に散らばった本を積み上げた。大掃除だ。みなさんは全部で7人いた。ぼくを合わせると8人である。掃除しないとやってられないのだ。麻雀をやるためにこたつの上に設置していたディスプレイを移動させたりと大変だった。みんなでアイマスを観ながら麻雀をやった。金曜日に5話まで観ていたので6話から観た。ぐだぐだ言い合いながら麻雀をしているうちに最終回が終わった。アイマスは話の展開上、特定のキャラがヘイトを稼いでしまう。しかしそのキャラにも信者がいる。ぼくたちはばらばらになってしまった。かくして煽りあい/擁護しあいがはじまるのである。雪歩・みき・千早がディスられまくる中、あずささんは女神だった。あずささんは女神だったが、ロングヘアバージョンとショートヘアバージョンのどちらが是でどちらが否かで論争が起こった。信じるもののために争いあうことほど悲しく虚しいものはない。ぼくらの醜い戦争をあずささんが見ていたらどんなことを思っただろう? そんなわけでアイマスはいいアニメだなあ。とても楽しかった。

29(日)
 
 モバマスをやっていたら一日が終わった。


まだ見ぬ明日(N曜日)

 あずささんはその日もきっと女神であり続けるだろう。見えているもののレベルが絶望的に違うことが明らかになった現代だけど、一つのものを信じることによってぼくたちは団結することができる。それをアイロニーだとは言わせない。ローティやハーバーマスなんてお呼びじゃない。小難しい論理をこねくりまわす必要はない。前時代的でいい。いくら否定されたってかまわない。他人は別の他人の意識を変えやしない。思考停止でけっこうだ。ぼくらを動かすその原動力に名前をつけるなら、愛という一言で十分なのだ。そしてぼくたちは幸せになった。