とくにかくことがないなあ。

 日記だるいわ。とてもだるいわ。心底だるいわ。反吐がでるほどだるいわ。だからもう永久金輪際日記なんて書かないよフォーエバー。そんなわけで今日でぼくの日記は読みおさめになると思うから一文字ずつ暗記して読んでね。
 くしかつ(大学で知り合ったぼくの友達)が「日記はまとめて書くもんじゃないなあ」と言ってて、ぼくは持ち前の卑屈さを発揮して「あ、これはぼくディスだな!」って思ったから死にたい。死にたい、っていうのは嘘で、別に死にたくない。それにぼくディスでもないと思う。それまでのくしかつの日記とかから鑑みて明らかに自虐だったけど、たまたまその自虐要素がぼくにあてはまってしまったのだ。
 そんなふうにこの世の中には自虐にみせかけた他人ディスに溢れていると思う。だいたい自虐って、方法がシステム化しすぎてもう自虐デコンストラクションしていると思う。自虐に見せかけた自慢とか自虐に見せかけたあーだこーだとかもう、純度100パーセントの自虐がこの世から消えてしまったのだと思う。ああ、昔はよかったなあ!純度100パーセントの自虐が胸を張って町を闊歩してたころはよかったなあ!ああ、昔はよかったなあ!よかったなあ!ぼくはもう一度神様の影に怯えてたころに戻りたいよ!幼少期特有の全能感にまみれた無敵状態で野山を駆けまわって怪我しまくって新陳代謝で脱皮しまくりたいよ!この前、持病の急性鏡を見たい症候群に襲われて鏡をみたらぼくの目の前に立っているのはどう見ても二十歳くらいのおっさんで、どうやってもぼくと目を合わせてくれなくて悲しかった。それはたぶんぼくが二十歳になっていることを意味していたのだと思う。そしてそろそろ寿命が近づいていることを意味しているのだと思った。そろそろ身を固めなきゃなって思った。結婚したい。そんなわけで婚活はじめました。もうランデヴーしてる歳じゃないな!
 婚活の一環としてクレーンゲームの腕を鍛えたいと思ったから、クレーンゲームの腕を鍛えるには百円玉を集めなきゃいけないから、コミケに参加して三百円の本「ちんこが生えるよ、やったねマミさん!」を売って、五十部くらい売れたから百円玉が百五十枚くらい集まったから、婚活レベルがだいぶ上がった。そろそろプロポーズ成功率が六十パーセント超えるころだと思う。六十パーセント超えたら二回告白したらだいたい受け入れてもらえるくらいなので、そろそろ告白したいと思う。でもまだまだ不安だ。だから「やったね、マミさん」を買ってほしい。

とらのあなのURLです。
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0020/02/41/040020024139.html

 とらのあなはちょっと高くて詐欺だけど、勉強代だと思って我慢してほしい。

 こんな表紙です。
 

 まどかが「すべての美少女にちんこを生やす」という願いで魔法少女になったことにより世界がやばい話です。
 ぼくとM出の二人で話の流れを考えて、M出が絵を描いて、ぼくがセリフをいれました。がんばりました。
 ぼくとしてはもう少しなすびが活躍したほうがいいと思ったけど、まあそのポイントを差し引いて、九十点くらいの本だと思います。
 M出が表紙をとてもがんばってくれたので、表紙だけで八十点くらいの本です。内容は百点です。あいだをとって九十点です。
 とてもよくぬける、というフレコミでした。そのとおりだと思います。

 はやくしないと売り切れます。


 そういうことです( ・´ー・`)
 暗記してくれてありがとうございました。