Rewrite雑感のようなメモのような3(てらむーん・すごいネタバレだよ!)

 めもです。
 ネタバレしかしてません。























むーん


・僕は「むーん」と打つと「(∵)」と変換されるように辞書登録してあるのでなかなか複雑な気分だった。
・だいたい鳥肌。
・「対話」やべえ……。

心の中で、切られていた空回り機能をオンにしてから、本気の言葉で話をするまで。

(…どうしたいんだろ、俺)
死ぬことさえない世界で、延々と人の顔色をうかがう。
現実に生きていた頃と、まるで同じだ。
全身から力が抜ける。
もう健全な言葉は口にできそうにない。
だってそれは、無理をした結果だったから。

「…空回りばかりしてきた」
誰にともなく、俺の口は開いた。
「正直に言えば、好きってのは全部ウソだよ」
「俺は人を好きになるより、まず自分が大事な人間だ」
「自分がかわいい。自分が大事」
「俺は人を助ける。道で転んでるヤツがいれば助け起こしてやる」
「その時、俺は気持ちいいんだ」
「いいことをした。善人になった」
「人助けの気持よさだ」
「実は相手のことなんてどうでもいい。心のそこから相手を心配してるわけじゃない」
「自分だけの満足なんだ」
「利己的善行だ」

友愛数……
・「現象も、泣くんだな」

・「俺の背は少々伸び、朱音はそのままだった」ってあったけど……?
・「瑚太郎くんだけおっきくなっちゃってずるい」
・!?
・「20歳くらいに見えます」
・!?
・でもTERRAでは……?
・あれ?
・あー魔物化したからかー

・わりとRelight?




 道なる理論が紡がれる、青く小さな四辺の王国に、ついに俺は招かれた。
 あまりにも小さな国。
 だけど見ろ。
 この小王国には、嘘も見栄もない。
 自分を良く見せようとする、虚栄の心はない。

 今なお、篝との間に特別の関係はない。
 友情でもなければ恋愛でもない。家族とも違うだろう。 
 ただそばに呼び寄せた相手という、それだけだ。
 世の中には、俺たちより深い関係を築いている連中はいくらでもいるはず。
 なら俺と篝の関係は、それらに比して劣るものなのか?
 …いいや。
 いいや!
 これだけのものが、言葉なきふたりの間で、どれだけ尊いか。
 俺はそれを誰にも否定させないだろう。
 わずかな誇りのために、命だって賭けてしまうだろう。
(…答えを、見つけた)
 このことを確認できただけで、俺はいくらだって自分を救える。
なぜ人である時にここに辿り着けなかったのか。


・「そばによびよせる」という関係。


 人間は愛さえあれば救われる。
 だが神は、愛だけでは救われない。
 その理由を説明するなら…

 愛とは遺伝的本能に基づく繁殖ないしは承認欲求に後天的に付与された、文化概念のひとつに過ぎない
 愛によってヒトはつがいとの間に局所的社会性を構築・維持できる。
 愛はヒトが感情と呼ぶ内分泌代謝に依存しており、原始的文化と見なせる
 カルダシェフ分類によるⅠ型文明において、愛は絶対的な価値判断基準として機能する
 このことから、愛の割合を調査することによって、対象文明の文化水準を高い制度で算出することが可能だ
 地球人類の文化水準では、愛という概念は神聖視されやすいが、その本質はしょせん…



アカシックレコードを書き換える?

どうなっちゃっても篝ちゃんは責任取りませんからね!


もし森羅万象が冷たい物理に過ぎないのだとしても、俺がそこに意義を見出してやりたいと思った。
このか細い現象を、守ってやりたいんだ。



最初は、篝を守るために呼び出されたんだと思った。
でも、どうも違った。俺にも俺の役目があるみたいだった。
そしてやっと思い出せたよ、自分が何者なのかをな
…危なかった
俺はまさに、篝を失うところだった
そう運命づけられた存在だったんだ
…もともとは皆を救いたかった
属する共同体を守って、それを維持したかったんだ
俺のコンプレックスがそれだったからだ
けどとうてい不可能で…最後には俺もひとりを選ぶしかなかった…
様々な可能性で、誰かひとりを選んだ
そのほとんどで、俺の選択の結果、失われるものがあった
…篝だ
数多の鍵の振るまいが篝として表出したように、俺もまた、あいつに対する反作用として現れたんだ

篝を守って、可能性という場所を目指すものだ


・可能性を捨てること。ひとつを選ぶこと=悪=加島桜ちゃん?
・篝ちゃん=多様な可能性?


・鏡像にも心はあるのだ→魔物?


「いつかまた君と会いたい 天王寺瑚太郎」

「はは、俺はだいそれたことをしたぞ」
「神の計画書を、書き換えたようなもんだ」

…命は、長い孤独に向きあう力がいるのだから…


 たとえ未来が滅びても、俺たちをずっととどめることもできたはず…
 なのに地球に返すというのか…
 ばかだな…
 愚直すぎるんだよ…
 それを…愛と言うんじゃないか…


 良い旅を、人類…


 篝はヒトに触れて成長する。諸国漫遊して、いろんなものみたり。月にはヒトも生命もなかったから月かがりんは成長していないままだった? メタかがりん? そんなかがりんを、瑚太郎がひとりだけですげー時間かけて泣けるようにした?









てら


・つまり樋上いたるはおっさんを描くのが下手、っていうのを使った叙述トリックだったのか……。
・ちがた
・幼女小鳥かわええ……
・幼女朱音かわええ……


 居場所について考える
 どちらにも触れ、どちらにも属さず。
 境界線上でいまだどこの何者でもない者が俺だ。
 だから選ばれた。だから。
 そんな者がたまたま鍵と縁を持って、今この場にいる。
 偶然か?
 そんな偶然…あるものか?
 運命論など興味はなかったが、今は信じられそうだ。
 たしかにこの仕事、俺にしかできない。
 俺だけに与えられた選択肢だったんだ。
 それは…何者かであるということ。
 どこかではないが、誰かではあるということ。


 もし人のことを学び続けたら、あんたはいつか俺たちの感情さえ理解できるのかな?
 そうなるでしょう
 
 際限なく、人に触れ続けたら。
 同じ形を取り、果てしなく人を観察し続けたら。
 きっと俺ならこう思う。
 なぜ自分だけ、違うのだろうと。
 そういう無意識の劣等感が、人を集団に帰属させていく。
 どこかの誰かにならせようとする。
 篝がそう思う日は、おそらく来ない。
 でもそんな可能性があるなら、是非見てみたいと俺は思った。

・感情めばえたよ!

 小さな個の幸せばかり追い求め、大きな可能性を放棄してしまうと言うのですか


・精神攻撃

排斥され続けた俺は、普通の人生じゃもう満足できなくなってしまったんだ。
小さな幸せ、ささやかな幸福、そんな綺麗事じゃ我慢出来ない。
だから人が滅ぶことに抵抗はない。
命が惜しくないわけじゃないが…諦めてもいいものだ。
同時に、人から認められたくも思う。
果てしなく認められたいと願望する。承認欲求とかいう感情だ。
俺は欲深い。
欲深くなった。
得損なった分、それ以上に得たいと思った。
そのためには人とは異なった人生を歩まなければならない。
単なる例外程度では、とうてい充足は得られない。
だからガーディアンやガイアでは、俺は満たされない。
唯一無二の人生だけが、俺を慰める唯一の可能性になった。
孤独をこじらせた結果、そうなってしまった。

ただしロリコンはのぞく


・DoCoDoCo……だと……


しかし、丁重に断る


…なに、ほんのひとっとびだよ



どっかの誰かにならなくてもいいんだよーって話?ギャルゲーのフォーマットに抗おうとすると(一人のヒロインしか選べない・誰かを選べば誰かが不幸になる問題に対処しようとすると)ハーレム肯定論になるんかいなー?
ほえーん?
「誰かを選べば世界が滅ぶ」
樋上さんがどこまでお話作りにかかわってるのかが気になるなー。