「わあ」と声をあげたら四月になった。びっくりした。びっくりして心臓がひっくりかえった。新学期。春。この物語がきみが読んできた全部の物語の続編のような気持ちになれる季節。季節だ。季節が巡っていた。俺は3年生になった。大学3年生だ。過半数突入…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。